- 「高卒の公務員試験って、独学でも受かるの?」
- 「予備校は高いし、参考書だけで何とかならない?」
- 「独学で落ちる人は、何が足りなかったの?」
こんな疑問にお答えします。

予備校に通うお金がないので、独学で頑張りたいんです。正直、ムリなんでしょうか…?



ムリではありません。独学で受かる人は確かにいます。ただ、僕が10年以上見てきた現実は「独学で落ちる人のほうがずっと多い」なんです。
結論からお伝えすると、高卒公務員試験は独学でも受かる人はいます。
でも「合格したい」なら、塾・予備校・スクール・専門学校の無料講座などで、高卒公務員試験の専門家の指導を受けるのがおススメです。
理由は、大卒の公務員試験と比べて、高卒公務員試験には次の3つの壁があるからです。
- 試験情報が少ない
- 高卒向けの良い参考書・問題集が極めて少ない
- 作文試験・面接試験の対策が独学では難しい
この記事では、この3つの壁の正体と、それでも独学で挑む人の戦い方、独学と講座の費用の違いまでまとめました。
高卒公務員指導歴10年以上、元・専門学校公務員科教員の僕が解説します!
この記事でわかること
- 独学で受かる人・落ちる人の違い
- 独学が難しい3つの理由(情報・参考書・作文面接)
- それでも独学で挑む人の勉強時間・科目の優先順位・模試の使い方
- 独学・無料講座・通信講座・予備校の費用と向き不向き
- 独学から切り替えるべきタイミング
読み終わるころには、「自分は独学でいくのか、どこまで人の力を借りるのか」を自信を持って決められます。
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| 模擬面接 | 有 3回(フルサポートは無制限) | 有 回数無制限 | 有 | 有 | 有 回数無制限 | 有 回数無制限 | 無 | 有 | 有 回数無制限 |
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X(Twitter)しん@元・専門学校の公務員科教員
高卒公務員試験は独学で受かる?【結論】


独学で受かる人は確かにいる
高卒公務員試験は、独学でも合格できます。市販の参考書と過去問だけで受かった人は、実際にいます。
ただし、独学の合格率を示す公式な統計はありません。
予備校や出版社が出している「独学で受かる」という記事も、根拠となる数字を出しているものはほとんどないんです。
だから「独学で受かるか?」への正直な答えは、「受かる人はいる。でも、その人はもともと合格に必要な条件をそろえていた」になります。
条件の中身は、この記事の後半「独学で挑むなら?受かる人の勉強法」で具体的にお伝えします。
合格したいなら専門家の指導がおススメ
「受かる人もいる」と「合格したいならどうするか」は別の話。
本気で合格したいなら、高卒公務員試験を専門的に教えている塾・予備校・スクール・専門学校の指導を受けることをおススメします。
お金がかかるものばかりではありません。
専門学校が高校生向けに開いている無料の公務員講座もありますし、通信講座なら10万円台から受けられます。
なぜ専門家の指導が必要なのか。理由は大卒の公務員試験と比べたときの、次の3つの違いです。
| 大卒公務員試験 | 高卒公務員試験 | |
|---|---|---|
| 試験情報 | ネットに大量にある | ほとんど出てこない |
| 参考書・問題集 | 各社から豊富に出ている | 数が少なく、良書はさらに少ない |
| 二次試験 | 論文+面接 | 作文+面接(独特の傾向あり) |
| 独学のしやすさ | 比較的しやすい | 難しい |
それぞれの壁について、1つずつ解説します。
「独学で受かった」は生存者バイアス
ネットで検索すると「独学で受かりました!」という体験談がたくさん出てきますよね。
でも、これは生存者バイアスです。
生存者バイアスとは?
うまくいった人の声だけが目立ち、失敗した人の声が見えなくなる現象。「独学で受かった人」は記事や動画で発信しますが、「独学で落ちた人」はわざわざ発信しません。
独学で受かる人はもちろんいます。しかし、それ以上に独学で落ちている人がいるのが実態。
落ちた人の声はネットに残らないので、独学が実際より簡単に見えてしまうんです。



たしかに「独学で落ちました」っていう記事は、あまり見たことがないかも…。



そうなんです。だから体験談を読むときは「この人はどんな条件がそろっていたか」まで見てください。
僕が見てきた「独学で落ちた高校生」
ここからは、あくまでも僕の指導経験でのお話です。
専門学校の公務員科に入学してくる学生の多くは、高校3年生のときに独学や高校の課外授業だけで受験して、不合格になった人たちです。
その中には、「ちゃんとした指導を受けていれば、高3で合格できたのに」という高校生が本当にたくさんいました。
学力は十分。やる気もある。でも、高卒公務員試験に合った勉強のやり方を知らなかっただけ。
そういう人は、専門学校に入って正しいやり方で勉強すると、翌年の試験であっさり合格していきます。



半年後の試験で受けた先に全部受かる、というケースも珍しくありません。
遠回りした1年は取り戻せません。
だからこそ、独学で挑む人にも「どこでつまずきやすいか」を知っておいてほしいんです。


独学が難しい理由①:試験情報が少ない


ネットの情報はほぼ大卒向け
試しに「公務員試験 勉強法」で検索してみてください。
出てくる記事のほとんどは、大卒の公務員試験の話です。
専門試験(法律・経済)の勉強法、大学3年からのスケジュール、論文の書き方……。
高卒公務員試験には専門試験がなく、二次は論文ではなく作文。そもそも前提が違います。



高卒公務員試験の詳しい情報は、検索してもほとんど出てきません。
「高卒」と付けて検索しても、中身は大卒向けの記事に高卒の話を少し足しただけ、というものが目立ちます。
この「情報が少ない」状態が、独学の最初の壁になります。
情報を持っているのは専門の塾・予備校
では、高卒公務員試験の情報はどこにあるのか?
高卒公務員を専門的に教えている塾・予備校・スクール・専門学校です。
これらの学校は毎年、受験生を指導しています。そして、その受験生たちが持ち帰ってきた情報を蓄積しているんです。
- 〇〇市の面接では、何を聞かれたか
- 面接官は何人で、面接時間は何分だったか
- 作文のテーマは何だったか
- 一次試験の教養は、どのくらい取れば通ったか
たとえば地元の市役所の面接で何を聞かれるかは、ネットにも受験情報誌にも載っていません。
毎年その市役所を受ける生徒を送り出している学校だけが知っています。



こうした情報を独学で手に入れるのは、はっきり言って不可能です。
当サイトでも、警察官の面接で実際に聞かれた136問のように情報の一部を公開していますが、地元の自治体ごとの情報は、地元の専門学校にはかないません。
大卒指導者の「ズレた情報」に注意
もう1つ注意してほしいのが、大卒公務員試験の指導経験はあるけれど、高卒公務員試験の指導経験がない人が発信する情報です。
大卒の指導経験があるので、一見もっともらしく見えます。
でも高卒公務員試験を実際に指導してきた立場から読むと、間違っている情報やズレている情報が多々見られます。
情報を見るときは、「この人は高卒公務員試験の指導経験があるか?」を必ず確認してください。



情報が少ないうえに、間違った情報もまざっているんですね…。



だから独学は「勉強が大変」以前に「何を信じればいいかわからない」のがつらいんです。


独学が難しい理由②:良い参考書が少ない


高卒向けの教材はそもそも数が少ない
書店の公務員試験コーナーに行くとわかりますが、棚の大半は大卒向けです。
「高卒程度」「初級」と書かれた教材は、ほんの一角しかありません。
「なら大卒向けを使えばいいのでは?」と思うかもしれませんが、これは非効率です。
大卒向けや大学受験用の教材には、高卒公務員試験には出ない難しい内容がたくさん入っています。
それを全部やろうとすると時間が足りなくなり、逆に出るところが手薄になります。
高卒公務員試験は、高卒程度の範囲を、過不足なく載せた教材で勉強するのが鉄則です。
科目によっては良書が1冊もない
数が少ないだけではありません。その少ない教材の中で「良い参考書」となると、極めて稀です。
科目によっては、良い参考書が1冊も出版されていないものもあります。
たとえば当サイトでは、次のような理由で「代わりの手段」を紹介しています。
| 科目 | 高卒向け教材の現状 | 当サイトの対応 |
|---|---|---|
| 政治・経済 | 高卒向け問題集は演習量も解説も不足 | 過去問集+大学受験用の解説書を組み合わせ、憲法はオリジナル教材を無料配布 |
| 自然科学 | 高校の「基礎」教材では範囲が足りず、「基礎なし」教材では出ない範囲が多い | 試験範囲を過不足なく載せた教材を厳選 |
| 倫理・思想 | 高卒公務員向けの参考書がほぼない | 過去問+大学受験用のマンガ教材で代用 |
| 判断推理 | 良書はあるが数冊。Amazonの口コミがほぼ無い本もある | 3冊を指定 |
独学の人は、この「教材選び」の段階で失敗しやすいです。
選んだ参考書が合っていないと、どれだけ努力しても点が伸びません。



塾・予備校・専門学校は、この問題を「自前のテキスト」で解決しています。
市販されていない、高卒公務員試験に特化した教材で勉強できるのは大きな差です。
それでも独学するなら当サイトの厳選教材
とはいえ、独学で挑む人もいるはず。そこで、僕が指導の中で「これなら大丈夫」と判断した教材を科目別にまとめました。
| 科目 | おススメ教材 | 解説記事 |
|---|---|---|
| 判断推理(最重要) | TAC出版部のテキスト/初級スーパー過去問ゼミ/畑中敦子の「ワニ本」 | 判断推理おススメ参考書3選 |
| 数的推理 | 苦手な人は中学数学からやり直す | 数的推理が苦手なら中学数学 |
| 政治・経済 | 初級スーパー過去問ゼミ 社会科学+くろぬり日本国憲法(無料) | 政治・経済のおススメ教材 |
| 倫理・思想 | 過去問+大学受験らくらくブック | 倫理・思想のおススメ教材 |
| 自然科学 | オープンセサミ+初級スーパー過去問ゼミ | 自然科学のおススメ教材 |
| 過去問 | 過去問350シリーズ(受験先別)/無料の過去問PDF | 過去問PDFを無料で入手する方法 |
注意点は「教材を増やしすぎない」こと。
1科目1〜2冊に絞って、繰り返し解くほうが伸びます。
問題集・過去問の使い方も参考にしてください。
独学が難しい理由③:作文・面接の壁


高卒の作文は大卒の論文とは別物
大卒の公務員試験で課されるのは「論文」。高卒で課されるのは「作文」です。
名前が違うだけではなく、求められる中身がまったく違います。
| 大卒:論文 | 高卒:作文 | |
|---|---|---|
| 主なテーマ | 行政課題・社会問題 | 自己PR系・志望動機系(例:努力した経験、理想の公務員像) |
| 求められる力 | 課題分析・政策提案 | 経験を具体的に書き、考えを伝える力 |
| 字数の目安 | 1,000〜1,500字程度 | 600〜1,000字程度 |
| 対策の中心 | 知識のインプット | 書く→添削→書き直す |
ネットの「論文対策」をそのまま作文に当てはめると、的外れになります。
高卒公務員試験の作文には特有の傾向があり、一般論として正しい添削が、高卒公務員試験では的外れということが実際に起こります。
作文の具体的な書き方は、作文の書き方の記事で模範解答つきで解説しています。
改善点は自分では気づけない
作文と面接に共通する、独学の最大の弱点。
それは「改善点は自分では気づけない」ことです。
作文は、書いた本人には「ちゃんと書けた」ように見えます。
でも、添削する側から見ると、主語と述語のねじれ、テーマとのズレ、具体性の不足がすぐに見つかります。
面接も同じ。
自分の話し方のクセ、視線、答えの長さ、志望動機の弱さは、鏡の前で練習しても直りません。
人に見てもらって、改善点を指摘してもらう必要があります。
僕の経験上、できる人でも面接練習は最低3回は必要。作文の添削も、1〜2回では上達しません。
独学で「見てもらう相手」がいない場合の現実
- 書いた作文が合格レベルか、判断できない
- 面接で何を直せばいいか、わからないまま本番を迎える
- 高校の先生に見てもらっても、高卒公務員試験特有の傾向まではカバーしきれない
高卒公務員の面接は独特の傾向がある
「面接なら民間の就活対策本でいいのでは?」と思うかもしれません。
でも、高卒公務員試験の面接は、民間企業の就職試験とも、大卒公務員試験とも異なります。
- 高校生活(部活・委員会・学校行事)を軸に、人柄と成長を深掘りされる
- 志望動機は「なぜ民間ではなく公務員か」「なぜこの自治体か」を高校生の言葉で問われる
- 受験先ごとに、毎年ほぼ決まった型の質問がある(専門の学校はこれを把握している)
- 警察官・消防官では、体力・規律・ストレス耐性に関する独特の質問が出る
しかも、近年の高卒公務員試験は人物重視。面接の配点が教養試験の2〜3倍という受験先は普通です。
| 受験先 | 教養試験 | 面接(人物)試験 |
|---|---|---|
| 埼玉県職員採用試験 | 100点 | 300点 |
| 横浜市職員採用試験 | 40点 | 300点 |
| 宮城県警察官採用試験 | 100点 | 200点 |
| 神奈川県警察官採用試験 | 100点 | 200点 |
一次の教養試験は独学で通っても、面接で逆転されて最終合格できない。そんな受験生を毎年たくさん見てきました。
だからこそ作文と面接は、高卒公務員を専門的に教えている人に教わる必要があるんです。



教養は独学でいけそうでも、作文と面接だけは人の力を借りたほうがいいってことですね。



その通り! 教養試験が得意な人ほど、作文と面接で足元をすくわれます。ここは意地を張らないでください。




独学で挑むなら?受かる人の勉強法


ここまで読んで「それでも独学でいく」と決めた人へ。
独学で受かる人がやっていることを、具体的にお伝えします。
独学に向いている人の4つの条件
僕の指導経験から、独学で合格できる人には共通点があります。次の4つに全部当てはまるなら、独学は現実的な選択肢です。
- 自分で計画を立てて、1年間続けられる(誰にも管理されなくてもサボらない)
- 判断推理・数的推理を、参考書の解説だけで理解できる(高校で習わない科目を自力で崩せる)
- 志望先の受験案内や試験情報を、自分でこまめに集められる
- 作文を添削してくれる人、面接練習に付き合ってくれる人を確保できる
特に4つ目。
「完全にひとりで」は、高卒公務員試験ではおススメしません。



教養は独学でも、作文・面接だけは必ず人の目を入れてください。
1つでも欠けるなら、その部分だけ講座や無料講座で補うのが賢いやり方です。
勉強時間は事務系1,000〜1,300時間
高卒公務員試験に必要な勉強時間は、志望する職種で変わります。
| 職種 | 総勉強時間 | 平日 | 休日 |
|---|---|---|---|
| 事務系 国家一般職(高卒)・地方初級・税務職員など | 1,000〜1,300時間 | 3時間 | 5時間 |
| 公安職 警察官・消防官 | 700〜900時間 | 2時間 | 4時間 |
独学の人は、この時間を自分で確保し、自分で管理しなければなりません。
ここが講座に通う人との一番の差です。
ただし、時間そのものが合格を決めるわけではありません。
大事なのは中身。
10時間やっても薄い勉強で覚えていなければ意味がなく、短時間でも確実にマスターしたほうが合格に近づきます。
スタート時期別の1日の勉強時間や、勉強時間の考え方の詳細は「いつから勉強を始めればいい?」の記事にまとめています。
科目の優先順位と過去問の回し方
独学で失敗する人の典型は、「全科目を均等にやろうとして、どれも中途半端」になるパターン。優先順位をつけて、出る科目から固めるのが鉄則です。
| 優先度 | 科目 | 理由 |
|---|---|---|
| Aランク | 判断推理・数的推理・政治経済・現代文 | 出題数が多く、勉強すれば確実に伸びる |
| Bランク | 日本史・世界史・地理・資料解釈・生物・地学・倫理 | 出るが範囲が広い。Aランクの後に |
| Cランク | 物理・化学・数学・英文 | 得意な人だけ |
| Dランク | 古典・漢字・熟語 | 後回しでOK |
中でも判断推理は最重要科目。
出題数が1番多く、高校の授業では習わないので、独学の人は真っ先に取りかかってください。
過去問は「解いて終わり」ではなく、同じ過去問集を3周が目安。
1周目は解き方を理解、2周目は自力で解く、3周目は時間を計って解く、と役割を変えます。


模擬試験は必ず受ける
独学の人ほど、模擬試験は必須です。理由は3つ。
- 時間配分を体で覚える(国家一般職・税務職員は40問を1時間30分。実際に解くとかなりシビア)
- 今の実力と合格ラインとの距離がわかる(独学だと自分の位置が見えない)
- 作文の添削が受けられる模試もある(実務教育出版の模試は作文添削つき)
独学の人は「自分がどのくらいの位置にいるか」を知る機会がありません。
模試の判定は、独学を続けるか切り替えるかを決める材料にもなります(後述)。


作文・面接だけは外部の力を借りる
繰り返しになりますが、作文と面接は独学の弱点です。
教養は独学、作文・面接だけ外部の力を借りるという組み合わせが、費用を抑えつつ合格率を上げる現実的な方法です。
| 手段 | 費用 | 得られるもの |
|---|---|---|
| 専門学校の無料公務員講座 | 無料 | 作文講座・面接講座を開く学校もある。地元の面接情報が聞ける |
| 作文添削つきの模試 | 数千円 | 第三者の添削 |
| 通信講座(クレアール等) | 10万円台〜 | 作文添削+模擬面接がセット。教養の講義もつく |
| 高校の先生 | 無料 | 熱心な先生なら心強い。ただし高卒公務員試験特有の傾向は専門外 |
高校の先生に見てもらうのも悪くありません。
ただ、高卒公務員試験を専門に教えているわけではないので、「一般的には正しいが、この試験では違う」という指導になることがあります。
可能なら、専門の学校の講座と組み合わせてください。
独学と塾・予備校・無料講座の費用と違い


費用は独学3〜4万円、講座は3.6万〜59万円
お金の話を正直にしておきます。学び方ごとの費用と、できることの違いは次のとおりです。
| 学び方 | 費用の目安 | 添削・模擬面接 | 試験情報 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 独学 | 3〜4万円 (参考書・過去問・模試代) | なし(自分で確保) | 自分で集める | 4つの条件を全部満たす人 |
| 専門学校の無料講座 | 無料 | 学校による | 地元情報が手に入る | 独学+αで補いたい高校生 |
| 通信講座 | 3.6万〜16万円 | あり(回数は講座による) | 講座から提供 | 部活と両立したい人・費用を抑えたい人 |
| 通学の予備校・スクール | 15万〜59万円 | あり(手厚い) | 講座から提供 | 教室で見てもらいたい人・二次対策を固めたい人 |
独学の3〜4万円は魅力です。
ただ、高卒公務員試験は現役合格できるかどうかで、その後の1年が変わります。
落ちて専門学校に進学すれば、学費は年間100万円前後。
講座代はその保険と考えると、見え方が変わるのではないでしょうか?
専門学校の無料講座という選択肢
「お金はかけられない。でも独学だけは不安」という高校生に、まず知ってほしいのが専門学校の無料公務員講座です。
- 全国区の大手から地方の小規模校まで、高校生向けに無料で開いているところが多い
- 開催は早いところで1月、遅いところで4月ごろから。回数は10〜20回程度
- メインは教養試験の講義。面接対策や作文講座をやる学校もある
- 1日だけの参加もほぼOK
- 地元自治体の面接情報が手に入る、数少ない機会
無料なのは「次年度の学生確保」と「社会貢献」が目的だから。
合否調査の電話がかかってくることはありますが、無料で専門家の授業と地元の情報が手に入るなら十分すぎるメリットです。
独学で挑む人こそ、無料講座に参加して「情報」と「自分の立ち位置」を手に入れてください。


通信ならクレアール、通学なら大栄
無料講座だけでは回数が足りず、すべては網羅できません。
1年を通して指導を受けたいなら、講座の出番です。
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独学から切り替えるべきタイミング


すでに独学で勉強を始めている人へ。「このまま独学でいいのか」を判断する目安を3つお伝えします。
模試の判定で決める
一番わかりやすい基準は模試です。
春の模試で5割を切っているなら、この時点で講座や無料講座を検討してください。
独学で伸び悩んでいる人は、やり方を変えないと点数は変わりません。
判断推理が2か月伸びないなら
判断推理は高校で習わない科目。参考書を読んで2か月やっても正答率が上がらないなら、解き方の「型」が身についていないサインです。



判断推理は独学でつまずく人が一番多い科目で、ここが崩れると合格が遠のきます。
逆に、講義を1度受けるだけで一気に解けるようになる科目でもあります。
無料講座で判断推理の回があれば、必ず参加してください。
高3の6月以降なら「絞る+外部の力」
高3の6月以降に「間に合わないかも」と感じたら、独学にこだわる余裕はありません。
- 科目をAランク中心に絞って、6割狙いに切り替える
- 作文・面接は、この時期から必ず人に見てもらう
- 短期で受けられる通信講座や、直前対策の講座を検討する
塾・予備校に通い始める時期の目安は高2の9〜10月ですが、基礎学力があれば高3の4月から、8月からでも間に合う人はいます。
大事なのは「今すぐ始めて、正しいやり方で努力する」ことです。


高卒公務員の独学に関するよくある質問
- 独学の合格率はどのくらいですか?
-
独学者の合格率を示す公式な統計はありません。あくまでも僕の指導経験ですが、独学で挑んだ高校生は「落ちる人のほうが多い」のが実感です。ネットの「独学で受かった」という声は、生存者バイアスがかかっていることを忘れないでください。
- 高校の授業と課外授業だけで受かりますか?
-
高校の授業はとても大切です。高卒公務員試験の出題の半分以上は高校までに習う内容だからです。ただし最重要科目の判断推理は高校の授業にありません。また、高校の課外授業だけでは作文・面接の対策が足りず、不合格になる人が多いのが実態です。
- 独学は何から始めればいいですか?
-
①志望先の受験案内を確認する(試験日・科目・字数)→②判断推理の参考書を1冊決めて始める→③過去問集を用意する、の順です。判断推理は出題数が最も多く、高校で習わないので最初に取りかかってください。
- 大卒向けの参考書を使ってもいいですか?
-
おススメしません。大卒向け・大学受験用の教材は高卒公務員試験に出ない内容が多く、非常に効率が悪いです。「高卒程度」「初級」と明記された教材を選び、足りない科目だけ当サイトの厳選教材で補ってください。
- 部活をしながら独学で間に合いますか?
-
スタート時期によります。高1の4月から始めれば平日1.5時間・休日2時間で部活と両立できます。高2の9月スタートなら平日3時間・休日5時間が必要で、部活との両立はかなり大変です。時間が取れない人は、スキマ時間で学べる通信講座との組み合わせが現実的です。
- 独学の人は面接対策をどうすればいいですか?
-
専門学校の無料講座で面接講座があれば参加する、模擬面接つきの通信講座を使う、の2つが現実的です。高校の先生にお願いするのも良いですが、高卒公務員試験特有の質問の傾向までは専門外なので、専門の学校の指導と組み合わせるのが安心です。
まとめ:受かる環境を選ぼう
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 高卒公務員試験は独学でも受かる人はいる。でも「合格したい」なら専門家の指導がおススメ
- 理由は①試験情報が少ない ②高卒向けの良い参考書が極めて少ない ③作文・面接は独学では難しい
- 「独学で受かった」は生存者バイアス。独学で落ちる人のほうが多い
- 独学で挑むなら、判断推理から・過去問3周・模試必須・作文面接は人に見てもらう
- 専門学校の無料講座は、独学派こそ使うべき。通信ならクレアール、通学なら大栄
「ちゃんとした指導を受けていれば、高3で受かっていたのに」という高校生を、僕は本当にたくさん見てきました。
独学にこだわることが目的ではないはずです。目的は公務員になること。そのために一番受かりやすい環境を、今のうちに選んでください。



独学一本で行くつもりでしたが、無料講座と作文の添削だけは使ってみます!



それが一番賢いやり方です。教養は自分で、二次は人の力を借りる。あなたの合格を応援しています!
| 資格合格 クレアール | |
| 価格 | 120,000円 ※割引あり 公式サイトで割引を確認>>資格★合格クレアール |
| 受講スタイル | Web通信講座 |
| 警察官・消防官コース | 有(警察官・消防官Ⅲ類対応) |
| 作文対策 | 有 添削3回(フルサポートは無制限) |
| 模擬面接 | 有 リモート模擬面接3回(フルサポートは無制限) |
| 特徴 | ✅質問サポート、相談サポートがある ✅必要なことが全部含まれたカリキュラム ✅数学の基礎講座がある ✅作文添削・面接シート添削・模擬面接が含まれる ✅数的処理の林 信廣 講師の授業がわかりやすい! ※数的処理は一次試験で最も重要な科目です |
| 公式サイト | https://www.crear-ac.co.jp/ |
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出典・参考
- 面接の配点:埼玉県・横浜市・宮城県警察・神奈川県警察の2022年度受験案内
- 各予備校・スクールの受講料:各社公式サイト(2026年9月時点)
- 勉強時間・合格者の傾向:筆者の高卒公務員指導経験(10年以上)にもとづく












