倫理・思想は捨て科目にしていませんか?
国家一般職・税務職員などの志望者は、倫理・思想の勉強をしておくことを強くおススメします。
倫理・思想 は必ず出るとは限らず、出ても1問。
では、なぜ倫理・思想をおススメするのでしょうか?
ここでは、倫理・思想の学習をおススメする理由と、勉強法について解説します。

高卒公務員指導歴10年、元専門学校公務員科教員の僕が解説します!
倫理・思想をおススメする理由


国家公務員で、解答時間1時間30分・解答題数40題の試験を受ける人は、社会科学の倫理・思想を勉強しておくことをおススメします。
おススメする理由は、コスパがいいからです!
- 国家公務員一般職
- 税務職員採用試験
- 刑務官採用試験
- 入国警備官採用試験
- 海上保安学校生採用試験
などの試験を受ける方は、倫理をやっておいた方がいいです。
倫理・思想が出題されるのは、最後の40題目に1題だけ出される可能性があります。
1題だけの出題で、しかも必ず出題されるとは限りません!
40題目は労働事情や環境問題などの様々な分野から出題されるからです。
- たった1題で、出るかどうかもわからないのに、やっておいたほうがいいのはなぜ?
-
他の科目よりも簡単な問題が出やすく、倫理・思想がでれば得点しやすいからです。



出れば得点しやすい!
倫理・思想は他の科目よりも明らかに難易度が低いです。
人物名とキーワードの対応を覚えておくだけで選択肢が切れる問題も多く出されています。
覚える量も多くないです。



過去問で出ている人物名とキーワードは押さえておきましょう!
過去問の範囲での学習ですと、労力はあまりかかりません。
解答時間1時間30分・解答題数40題の試験では、『合格ラインに1問足りなくて不合格だった』という受験生を何人も見てきました。
『倫理・思想で1問取れたから、ギリギリ合格ラインを超えた!』という受験生も何人も見てきたので、学習しておくことをおススメします。
過去問では対応できない問題にはどうする?


もちろん、過去問では出ていない問題が出てきたりします。
過去問だけの学習では、そのような問題には対応できません。



過去問で出てないとこは、どうすればいいの?



勉強しなくていいです!



その時間を、他の科目の頻出分野を学習してください。
過去問で出ていないところは、どこをどのぐらいまで勉強していいのか分からないです。
そのすべての問題に対応しようと勉強すると、学習範囲が広がってしまって効率が悪くなります。
過去問で出ていない問題に対応できるように学習時間を使うよりも、他の科目に時間を使ったほうが、試験全体としては得点が伸びます。
学習するのは過去問で出たところだけにしましょう!
まとめ
- 解答時間1時間30分・解答題数40題の試験を受ける人は、倫理・思想を勉強しておくことをおススメ。
- 1題だけの出題で、しかも必ず出題されるとは限らない。
- 倫理・思想は他の科目よりも明らかに難易度が低く、出れば得点しやすい。
- 学習するのは過去問で出たところだけでOK。
- 過去問で出ていない問題に対応できるようにするより、他の科目の勉強に時間を使う。

