知らないと後悔する!国家一般職(高卒程度)で1次合格発表直後にやること

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知らないと後悔する!国家一般職(高卒程度)で1次合格発表直後にやること
 

国家一般職(高卒程度)では、1次試験合格発表の直後にやらなければならないことがあるのはご存じでしょうか?

2次面接試験の対策?

 

いいえ、違います!!業務説明会の申込です!!

国家一般職(高卒程度)では、1次試験合格発表の直後に業務説明会の申込が始まるのですが、このことを知らない受験生が多いです。

これを知らないと、『自分が志望する官庁の説明会が気づいたら終わっていた』なんでことも・・・

ここでは、国家一般職(高卒程度)の受験の流れと、業務説明会で気を付けることについて解説します。

 

高卒公務員指導歴10年以上、元・専門学校公務員科教員の僕が解説します!

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X(Twitter)しん@元・専門学校の公務員科教員

目次

まずは国家一般職(高卒程度)受験の流れを確認

まずは国家一般職(高卒程度)受験の流れを確認
 

採用までの流れは大きく分けて、➀ホームページ等による情報収集、②採用試験、③志望官庁の採用面接を経て採用、の3つ。

出典 人事院 国家公務員試験採用情報NAVI

「最終合格=採用」ではない

 

「最終合格=採用」ではないので注意!

第2次試験に合格して最終合格しても、それだけでは採用とはなりません。

志望官庁の採用面接を受けて採用の内定を得る必要があります。

希望する官庁の採用情報を確認した上で、採用面接を受けなければなりません。

面接は合計2回

面接は合計2回受けるということですか?

 

そういいうことです!
採用までには、「人事院の面接」と「志望官庁の採用面接」の2回受ける必要があります。

採用までの面接は、「人事院の面接」と「志望官庁の採用面接」の2回

「人事院の面接」は受験案内に載っている、第二次試験の日程で行われる面接です。例年、10月中旬~下旬にかけて行われます。

「志望官庁の採用面接」は厚生労働省、国土交通省、検察庁などの各省庁ごとの面接です。

国家一般職(高卒程度)の落とし穴

国家一般職(高卒程度)の落とし穴

人事院の面接結果が出て最終合格していたら、省庁に連絡して「志望官庁の採用面接」を受ければいいんですね?

 

そこに落とし穴があるので要注意です!

 

1次試験の合格を確認したら、その直後から動いてください!

人事院 国家公務員試験採用情報NAVIの採用の流れを見ると、最終合格発表の後に「採用面接を経て採用」となっています。

出典 人事院 国家公務員試験採用情報NAVI(一部改変)

この流れ図を見ると、最終合格した後に志望官庁へアプローチすればいいように思えます。

しかし、実際は1次試験合格発表の直後から動かなければなりません

 

説明会の申込は、1次試験合格発表の直後から始まります。

出典 人事院 国家公務員試験採用情報NAVI(一部改変)

2021年の1次試験合格発表は、10月6日でした。

東京地方検察庁の個別業務説明会の予約受付開始日時は、10月7日の午前9時から。

2021年の東京地方検察庁は、1次試験合格発表の翌日から個別業務説明会の予約受付開始

人気の省庁はアッという間に予約が埋まってしまいます。

 

気づいたら、志望する官庁の申込が締め切っていたということも。

以下は、2021年東京検察庁の業務説明会のページです。

出典 東京地方検察庁

2021年の1次試験合格発表は、10月6日。

予約受付開始日時が10月7日。

最終更新日時が10月7日で、「全日程、定員に達したため、受付を終了しました」となっています。

ということは、1日で予約が全部埋まってしまったということですね。

 

おそらくそうです。東京地方検察庁以外の官庁でも、申込初日に締め切ったという話はよく聞きます。

1次試験合格発表の前から、志望官庁を考えておくことが重要

1次試験合格発表の前から、志望官庁を考えておくことが重要
 

1次試験の合格発表の前から、志望官庁を考えておくことが重要!

1次合格の発表後、すぐに連絡できるように準備をしておきましょう。

最近では、メールで説明会の参加申込をする官庁もあります。その場合はあらかじめメールを作っておいて、申込開始したらすぐに送信できる状態にしておくと良いでしょう

志望官庁の説明会に参加するために
  • 1次の合格発表の前に志望官庁を考えておく。
  • すぐに連絡できるように、志望官庁の連絡先を把握しておく。
  • 申込がメールの場合は、あらかじめメールを作っておく。

でも、どんな官庁があるのかわからないです。

 

『国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)からの採用予定機関一覧』を確認するといいです。

人事院 国家公務員試験採用情報NAVIのページで、『国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)からの採用予定機関一覧』を確認するといいです。

2023年度の採用予定期間一覧は人事院のこちらのページ>>>2023年度 国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)採用予定機関一覧

 

ただし、今年の採用予定機関一覧が公開されるのは例年10月ごろ。
そこで、昨年度のものを参考に候補を考えておくのが良いでしょう。

以下は、2023年度の関東事務局と近畿事務局の採用予定機関一覧の一部です。

採用予定機関一覧は受験地域ごとに違います。

採用予定期間一覧(関東事務局管内)※一部抜粋
採用予定機関一覧(人事院近畿事務局管内)※一部抜粋
 

採用予定機関一覧は、地域別に異なります。

 

各地域の採用予定一覧は、人事院のHPからダウンロードできます。

人事院のHPを見ましたが、どこからダウンロードできるかわからなかったです。

『国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)からの採用予定機関一覧』をダウンロードできるページが非常に分かりにくいです。

 

以下のリンクから、採用予定期間のページに行けます。

2023年度の採用予定期間一覧は人事院のこちら

>>>2023年度 国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)採用予定機関一覧

訪問カードの準備も必要

訪問カードの準備も必要
 

訪問カードの準備もしておく必要があります。

業務説明会では、訪問カードの持参を要求されるところが多いです。

訪問カードってどんな感じなんですか?

 

以下に2021年度の東京地方検察庁と国土地理院の訪問カードを載せておきます。

出典 東京地方検察庁
https://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/tokyo/page1000319.html
出典 国土地理院
https://www.gsi.go.jp/GSI/RECRUIT/kanchohomonR3_2.html

訪問カードって書いてあるけど、面接票みたいじゃないですか?

 

そうなんです!

訪問カードという名前ですが、実質は履歴書・面接票。

履歴書・面接表と同様、志望動機、自己PR、趣味・特技などを書く欄があります

数分でパッと書けるようなものではありません。時間をかけてじっくり取り組む必要があります。

 

早めの対策が必須!

訪問カードはどこで手に入りますか?

 

各省庁のサイトからダウンロードできます。

業務説明会の情報や訪問カードのダウンロードは、各省庁のサイトから。

「見たい省庁名 採用」と検索すると出てくることが多いです。

例えば東京地方検察庁なら、

「東京地方検察庁 採用」

と検索すると「個別業務説明会について」が出てきます。

単なる業務の説明だけだから、参加しなくても大丈夫?

単なる業務の説明だけだから、参加しなくても大丈夫?

2021年度の東京地方検察庁では、個別業務説明会の有無にかかわらず、採用面接の予約申込が可能

説明会に参加しなくても採用面接が受けられるなら、そんなに慌てて参加しなくてもいいのでは・・・?

 

その考えは危険!

上記で見たように、業務説明会で提出が求められる訪問カードは実質的には履歴書・面接票。

単なる業務の説明だけなら、履歴書・面接票の提出を求めるのでしょうか?

 

実は、官庁ごとにいい人材の激しい取り合いがあって、説明会である程度の人材確保みたいになっているんです。

「業務説明会」という名前だけど、「選考」を行っている官庁もあるという噂も・・・。

 

説明を聞くだけだと思ったら、面接のようなことをしたという声も聞きます。

2次試験の合格発表前に、正式ではないけど省庁の内定がほぼ決まっているようなことも・・・。

業務説明会に参加しなければ採用されないというわけではありません。

 

説明会に参加しなくても採用面接は受けられますが、行きたい官庁があるなら参加すべき!

説明会に参加しなかったからといって、国家公務員になれないというわけではない

説明会に参加しなかったからといって、国家公務員になれないというわけではない

どの官庁の説明会にも参加しなかった場合、国家公務員にはなれないのでしょうか?

 

そんなことはありません。

説明会に参加していない官庁でも、官庁の方から「採用試験を受けませんか?」と電話がかかってくることがあります。

 

1月・2月に電話がかかってくることもあります。

1次合格直後の説明会に参加できなかったからといって、国家公務員になれないというわけではありません。

省庁のほうから受験生に電話をしてくる場合もあります。

それほど人気ではない省庁は2・3月まで採用しているところもあります。

特に志望する官庁がなく、国家公務員ならどの官庁でもいいと考えている方は、2次試験合格発表後に志望官庁を考えるのもアリです。

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まとめ

  • 採用までの流れは➀ホームページ等による情報収集 ②採用試験 ③志望官庁の採用面接を経て採用、の3つ。
  • 「最終合格=採用」ではない。志望官庁の採用面接を受けて採用の内定を得る必要がある。
  • 採用までには、「人事院の面接」と「志望官庁の採用面接」の2回受ける必要がある。
  • 説明会の申込は、1次試験合格発表の直後から始まる。
  • 説明会では、訪問カードの持参を要求される。
  • 訪問カードは実質的には履歴書・面接票。じっくり準備する必要がある。
  • 説明会の参加は、採用に大きく影響する。
 

国家一般職(高卒)の受験者で行きたい省庁がある人は、早めに動きましょう!

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