良い面接指導・悪い面接指導

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【指導者も必見】良い面接指導・悪い面接指導

近年の高卒公務員試験は人物重視の傾向があり、面接試験の配点が高くなっています

公務員になるには、面接対策が非常に重要。

面接指導の良し悪しによって、合否が大きく変わります。

では、どのような指導が良い面接指導なのでしょうか?

良い面接指導は「思考力を高める指導」、悪い面接指導は「パターン化された回答を教える指導」です。

 

高卒公務員試験の指導歴10年以上の僕が「良い面接指導」・「悪い面接指導」について解説します!

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X(Twitter)しん@元・専門学校の公務員科教員

目次

こんな面接指導は危険

こんな面接指導は危険

先生が、回答内容を全て教えてくれる指導はあまり良くないです。

「Aと聞かれたら、Bと答えろ」のようなパターン化された回答を教える指導は特に危険

一見すると、回答内容を教えてくれる指導のほうが親切な感じがしますよね?

でも、この指導で練習した人は、本番の面接でうまくいかない可能性が高くなります

その理由は3つ

理由① 練習していなかった質問に回答できなくなる。
理由② 深堀されたときに回答できなくなる。
理由③ 暗記した回答は面接官に響かない。

理由① 練習していなかった質問に回答できなくなる

パターン化された回答で面接対策をしようとする人は、何十個も質問を想定して、その回答を暗記しようとします。

ですが、想定していない質問は来るものです。

その時に、パターン化された対策をしている人だと、練習した質問以外は回答できなくなります

理由② 深堀されたときに回答できなくなる

近年の面接試験では、質問⇒回答⇒その回答に対してさらに質問⇒回答⇒ その回答に対してさらに質問といったように、深堀して聞かれます。

例えばこんな感じ
  • アルバイト経験はありますか?
  • どの部門で仕事をしていましたか?
  • アルバイトで一番印象に残っていることはなんですか?
  • クレームを受けたことはありますか?
  • その時、どうやって対処しましたか?

「AときたらB」のような、パターン化した回答だと「なぜそう思ったのですか?「他にはどのようなことを考えました?」などの掘り下げた質問に回答できなくなります

例えば、「最近関心のあるニュースを聞かれたら、〇〇さんのノーベル賞受賞を言え」と指導されて、面接でそのように言ったとします。

その後、面接官からは「なぜ、そのニュースに興味をもったのですか?」という質問に答えられなくなります。

たとえ理由を言えたとしても、その内容は非常に浅いものになってしまいます。

生徒が自分で考え抜いた回答でないと、面接官には響きません

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理由③ 暗記した回答は面接官に響かない

面接官も、受験生が面接練習をしてきているのは承知の上で、あなたの本質を見抜こうとしてきます。

 

練習の裏側にある本質的なところが勝負になります。

暗記した回答は面接官には響きません。

暗記したことをスラスラと回答するより、自分で考え抜いたことを言葉が詰まりながらも熱心に回答したほうが面接官に伝わります

ちなみに、面接官をやったことがある試験管からは「面接すると話の内容でどこの専門学校生かわかる」「○○専門学校の生徒はみんな言うことが同じ」といった声をよく聞きます。

面接指導をする高校の先生へ

面接練習で生徒が質問に回答できないと、つい「こういう質問にはこう答えろ」みたいなのを教えてしまいますよね。

知識も人生経験も豊富な高校の先生だと「こう回答したほうがいい」というのはすぐに思いつきます。生徒が回答できないと、すぐに教えたくなってしまいます。私も気を付けないとついやってしまいます。

でも、これだと生徒の力が伸びないんです。

回答を教える指導ではなく、思考力を高める指導をすることで、生徒の面接力は大幅に向上します。

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ホンモノの面接指導

ホンモノの面接指導

ホンモノの面接指導は、「生徒の思考力を高める指導」です。

 

思考力が高ければ、予想外の質問に対しても面接本番のその場で考えて答えることができます。

生徒の思考力が伸ばす面接指導では、回答を教えません。

良い面接指導は、イメージ的には「生徒から回答を引き出す指導」です。

生徒が自分自身で考え抜いて、自分なりの回答を出すのをサポートする指導です。

思考力を高める指導のコツは2つ

①指針をあたえる。
②過去の合格者の事例を複数紹介する。

①指針をあたえる

コツは回答の指針を与えて、生徒自身が回答を考えるように指導すること。

指針とは、公務員としてのマインド、考え方、振る舞いなど。

例えば以下のような感じ。

 

志望動機を教えてください

白バイに乗るという夢を叶えるために警察官を志望しました。

 

その回答だと、「自分のため」と思われてしまいます。公務員は全体の奉仕者として市民・国民のために働く人です。それを踏まえたうえで、志望動機を練り直してみてください。

このようなアドバイスをして、具体的に「こう言う」というのは教えないのがポイント。

思考の方向性を教え、生徒自身が「どういう回答がいいか?」を考えることにより思考力が鍛えられます

②過去の合格者の事例を紹介する

「過去の合格者は、こういう回答をしていた」という具体的な事例を紹介して、思考の方向性をアドバイスします。

ただし、そのまま使える事例を教えるのはNG。

そのまま使える事例を教えると、それを暗記して答えてしまいます。

自己PRで「部長の経験があってリーダーシップがある」という具体例を教え、同じく部長をやった人だと合格者の回答をそのまま暗記してしまいます。これだと思考力を高めることができません。

なので、部長経験やリーダーシップ経験が無い人にそのような具体例を教えます。

部長の経験がある生徒

生徒『「部活動で学んだことは何かありますか?」という質問の回答が考え付かないです。』

先生『去年合格した人は、「部長として人をまとめるときには、メンバーの話を良く聞いてて自分の意見も伝えることが大切だと学びました」と回答しましたよ。』

生徒『じゃあ、その回答をそのまま使いますね。

部長の経験が無い生徒

生徒『「部活動で学んだことは何かありますか?」という質問の回答が考え付かないです。』

先生『去年合格した人は、「部長として人をまとめるときには、メンバーの話を良く聞いてて自分の意見も伝えることが大切だと学びました」と回答しましたよ。』

生徒『そういう感じの回答ですね。自分は部長の経験がないので自分なりの回答を考えてみます。

このように、良い事例を紹介することで、生徒が自分自身で考えて自分なりの回答を考え出すことをサポートします

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試験まで時間が無いときは回答を教えるのもアリ

試験まで時間が無いときは回答を教えるのもアリ

思考力を高める指導は生徒が伸びるまでに時間がかかります。

自分自身の回答を考え出すのに、とても苦労する生徒も多いです。

『明日が面接試験なのに、いい回答が思い浮かばない』という状況では、模範回答を教えてしまうのもアリでしょう。

その場合にも、なぜその回答がいいのかという理由を説明することが大切

回答の背景となる考え方や公務員としてのマインドを押さえておくことで、追加の質問にも回答できる可能性が高まります。

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まとめ

  • 先生が、回答内容を全て教えてくれる指導はあまり良くない。
  • 「Aと聞かれたら、Bと答えろ」のようなパターン化された回答を教える指導は特に危険。
  • 暗記した回答は面接官には響かない。
  • 「生徒の思考力を高める指導」がいい面接指導。
  • 思考力が高ければ、予想外の質問に対しても面接本番のその場で考えて答えることができる。
  • 試験まで時間が無いときは回答を教えるのもアリ。
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