高卒警察官が受かりやすい県ランキング|全国47都道府県の倍率【2026年最新】

  • 「高卒で警察官になりたいけど、少しでも受かりやすい県はどこ?」
  • 「同じ試験なのに、県で倍率って違うの?」
  • 「地元と他県、どっちを受けた方が有利なんだろう…?」

こんな疑問を持っていませんか?

高卒で警察官を目指しているんですが、どうせなら少しでも受かりやすい県を選びたくて…。

 

いい着眼点ですね! 実は受ける県によって、倍率は1.6倍〜5.8倍まで、3倍以上も変わるんです。

結論からお伝えすると、全国で最も受かりやすいのは愛媛県。

3年通算の倍率は約1.6倍です。

四国・東北・北陸・山陰など、地方の県ほど通りやすい傾向があります。

この記事では、全国47都道府県の警察官B(高卒程度)の倍率を、各県警の公式発表だけを使ってランキングにしました。

あわせて記事の後半では、僕の指導経験から「倍率の低さだけで受験先を選ぶのは危険」という大事な注意点もお伝えします。

この記事でわかること

  • 全国47都道府県「受かりやすい県」ランキング
  • 男女別で見た、狙い目の県
  • 5月試験と9月試験の違い(高校生の本命はどっち?)
  • 倍率の低い県を併願する、合格への戦略
  • 低倍率の県を選ぶときの注意点(面接対策)
 

高卒公務員の指導歴10年以上、元・専門学校の公務員科教員の僕が、公式データだけを根拠に徹底解説します!

目次

高卒警察官が受かりやすい県ランキングTOP10

まず結論です。最も受かりやすいのは愛媛県で、3年通算の倍率は約1.6倍でした。

直近3年(令和5〜7年度)の秋試験を通算し、受験者数を最終合格者数で割った「実質倍率」が低い順に並べています。

順位都道府県倍率
1愛媛県1.6倍
2徳島県2.0倍
3秋田県2.0倍
4新潟県2.0倍
5島根県2.1倍
6岩手県2.1倍
7鹿児島県2.2倍
8富山県2.2倍
9宮崎県2.3倍
10山口県2.3倍

愛媛が1位なんですね! でも、なんでこんなに県で差がつくんですか?

 

採用する人数と、集まる受験者の数のバランスで決まるんです。地方の県は受験者が少なめなので、通りやすくなります。

1位は愛媛県の約1.6倍

全国で最も受かりやすいのは愛媛県です。

倍率は約1.6倍で、受験者の6割以上が最終合格しています。

理由は、採用予定数に対して受験者が集まりすぎていない点にあります。

たとえば令和7年度は、男性が受験84人に対し合格62人でした。

ほかの多くの県が2〜4倍台であるなか、愛媛の1.6倍は際立った低さです。全国トップの通りやすさと言えます。

上位は地方の県が多い

TOP10には、四国・東北・北陸・山陰といった地方の県が集中しました。

徳島・秋田・新潟・島根・富山などが並びます。

地方の県は志願者が都市部より少なく、倍率が下がりやすい傾向です。

逆に、後で見るように東京や大都市圏は高倍率になります。

住んでいる地域にこだわらなければ、地方の県は有力な選択肢になります。

倍率の見方に注意

ランキングの倍率は、3年分を通算した平均的な水準です。

単年ではもう少し上下します

採用予定数はその年の退職者数などで変わるためです。

志望先を決めるときは、この一覧で全体の傾向をつかみ、受験する年は各県警の最新の実施結果を必ず確認してください

倍率はあくまで目安として使うのが安全です。

対策の始め方も確認

受かりやすい県でも、無対策では合格できません

教養試験と面接の準備は早いほど有利です。

とくに併願を考えるなら、複数県の日程に合わせた計画が必要になります。

独学が不安なら、高卒公務員に対応した通信講座や予備校を使うと効率的です。

費用や選び方はこちらでまとめています。

全国47都道府県の倍率一覧

次に、47都道府県すべての倍率を受かりやすい順に並べます。

男女別の倍率とデータの年数も併記しました。

第一志望を選ぶときや、併願先を検討するときの参考にしてください。

順位都道府県倍率(3年通算)男性女性データ年数
1愛媛県1.6倍1.6倍1.9倍3年
2徳島県2.0倍2.5倍1.4倍3年
3秋田県2.0倍2.0倍2.2倍3年
4新潟県2.0倍2.0倍2.0倍1年※
5島根県2.1倍2.2倍1.8倍2年※
6岩手県2.1倍2.1倍2.2倍1年※
7鹿児島県2.2倍2.0倍2.7倍3年
8富山県2.2倍1.9倍3.3倍2年※
9宮崎県2.3倍2.6倍1.8倍3年
10山口県2.3倍2.4倍2.1倍3年
11福島県2.3倍2.3倍2.3倍3年
12福井県2.3倍2.2倍2.6倍3年
13千葉県2.4倍2.3倍2.6倍3年
14長崎県2.5倍2.5倍2.5倍3年
15三重県2.5倍2.3倍2.7倍3年
16兵庫県2.5倍2.5倍2.5倍1年※
17北海道2.5倍2.7倍2.2倍1年※
18宮城県2.6倍2.5倍2.7倍3年
19静岡県2.6倍2.5倍2.8倍3年
20栃木県2.6倍2.7倍2.3倍3年
21京都府2.6倍2.7倍2.3倍3年
22鳥取県2.6倍2.5倍3.2倍3年
23大分県2.7倍2.7倍2.7倍2年※
24長野県2.7倍3.0倍2.2倍2年※
25岐阜県2.7倍2.6倍2.7倍1年※
26高知県2.8倍2.7倍3.1倍3年
27石川県2.8倍2.9倍2.6倍3年
28青森県3.0倍2.9倍3.2倍3年
29大阪府3.1倍3.2倍2.9倍3年
30茨城県3.1倍3.3倍2.6倍3年
31愛知県3.2倍3.3倍3.1倍2年※
32山形県3.3倍3.2倍3.6倍3年
33広島県3.4倍3.7倍2.9倍3年
34和歌山県3.4倍3.5倍3.1倍3年
35神奈川県3.4倍3.5倍3.3倍3年
36山梨県3.6倍3.3倍4.0倍3年
37奈良県3.7倍3.5倍4.4倍3年
38福岡県3.8倍4.0倍3.5倍1年※
39滋賀県3.8倍4.0倍3.4倍1年※
40群馬県3.8倍3.8倍3.7倍3年
41埼玉県3.8倍3.9倍3.8倍3年
42佐賀県4.3倍4.1倍5.2倍3年
43熊本県4.6倍4.8倍4.1倍3年
44岡山県4.8倍4.8倍4.8倍2年※
45警視庁(東京)4.8倍4.9倍4.4倍3年
46香川県5.6倍6.1倍4.5倍3年
47沖縄県5.8倍6.1倍5.1倍3年
出典:各都道府県警察・人事委員会の公式発表(令和5〜7年度)をもとに作成。倍率=第1次受験者数÷最終合格者数の3年通算。※印は公式が最新年のみ公表のため1〜2年分

一覧表の見方

表は左から、順位・都道府県・男女計の倍率・男性・女性・データ年数の順です。

「データ年数」の※印は、公式が最新年しか公表していない県を示します。

北海道や新潟などが該当し、1〜2年分の数字です。

年数が少ない県は、数字がやや振れやすい点に注意してください。

それ以外は3年通算で、安定した目安になります。

2倍台が狙い目のライン

一覧を見ると、倍率2倍台の県が「狙い目」の目安になります。

受験者のおよそ3〜5割が合格する水準だからです。

愛媛から福井までのTOP12はすべて2倍台以下でした。

この層を第一志望や併願先に組み込むと、合格の可能性を高められます。

地方在住なら、近隣の2倍台の県から検討すると現実的です。

5倍超は狭き門の県

反対に、沖縄・香川は5倍を超える狭き門でした。

警視庁や岡山・熊本も4倍台後半です。

人口が多い都市部や、地元志向が強い県は志願者が集中しやすくなります。

これらの県が第一志望でも、あきらめる必要はありません。

ただし、倍率の低い県を併願に加えて合格の保険をかけておくと安心です。

男女別に見る受かりやすい県

警察官採用試験は、男女で採用枠や倍率が異なります

男女計だけでなく、性別ごとの受かりやすい県も見ておきましょう。

自分の性別に合わせて志望先を選ぶと、より正確な戦略が立てられます。

男子と女子で、受かりやすい県って違うんですか?

 

違います! 女子は採用枠が少ない県が多いので、男子とは狙い目の県が変わってくるんです。

男性は愛媛・富山が上位

男性で受かりやすいのは愛媛(1.6倍)・富山(1.9倍)です。

次いで鹿児島・秋田・新潟が2.0倍で続きます。

男性は採用数が多い分、県による倍率差がはっきり出ます。

地方の県ほど通りやすく、都市部ほど厳しいという全体傾向は、男性でより顕著に表れています。

順位都道府県倍率
1愛媛県1.6倍
2富山県1.9倍
3新潟県2.0倍
4秋田県2.0倍
5鹿児島県2.0倍
6岩手県2.1倍
7島根県2.2倍
8福井県2.2倍

女性は徳島がトップ

女性で最も受かりやすいのは徳島県で約1.4倍でした。

宮崎・島根・愛媛・新潟が続きます。

女性は採用枠が男性より少ない県が多く、倍率が高くなりがちです。

そのなかでも徳島の1.4倍は、受験者の7割が合格する非常に通りやすい水準と言えます。

順位都道府県倍率
1徳島県1.4倍
2宮崎県1.8倍
3島根県1.8倍
4愛媛県1.9倍
5新潟県2.0倍
6山口県2.1倍
7北海道2.2倍
8岩手県2.2倍

女性は西日本が狙い目

女性のTOP8を見ると、徳島・宮崎・島根・愛媛・山口と西日本の県が目立ちます

西日本の地方県は、女性でも比較的入りやすい傾向です。

逆に、警視庁や沖縄は女性でも高倍率でした。

女性で受かりやすさを重視するなら、西日本の県を併願先に検討する価値があります。

県で倍率が違う3つの理由

そもそも、なぜ同じ試験なのに県で倍率が変わるのでしょうか。

主な理由は3つあります。

仕組みを理解すると、ランキングをより戦略的に使えます。

採用予定数の差

最大の理由は採用予定数の違いです。

県の人口や退職者の数に応じて、毎年の採用枠は変わります。

採用枠が多い年は倍率が下がり、少ない年は上がります。同じ県でも年によって倍率が動くのはこのためです。

志望先の採用予定数は、各県警の募集要項で確認できます。

志願者の集中度

次に志願者がどれだけ集まるかです。

都市部や人気の県には受験者が集中し、倍率が上がります。

地方の県は志願者が少なく、倍率が下がりやすくなります。

TOP10に地方県が多いのは、この集中度の差が理由です。人が集まりにくい県ほど、相対的に入りやすくなります。

併願先としての人気

意外に見落とされるのが併願先としての人気です。

日程が早い県や、他県と併願しやすい県には、腕試しの受験者も集まります。

その結果、見かけの倍率が上がる場合があります。

逆に、単独日程の地方県は実際の競争がゆるやかです。

表の数字だけでなく、日程の位置づけも意識すると精度が上がります。

5月試験と9月試験の違い

ランキングを正しく使うには、試験日程の仕組みを知っておく必要があります。

高卒警察官の試験は、多くの県で年2回(春・秋)実施されます。

ただし、現役高校生が受けられるのは実質的に秋の回だけです。

警察官の試験って、5月と9月の2回あるって聞きました。どっちを受ければいいんですか?

 

現役の高校生なら、答えは9月です! その理由を、これから順番に説明しますね。

春は既卒者向けの回

春(5月ごろ)の試験は、合格するとその年の10月ごろに採用されます。

卒業前の高校生は10月に働けないため、実質的に受けられません。

対象は主に既卒者や社会人です。

採用枠も秋より少なめの県が多くなっています。

現役高校生にとっては、春の倍率は参考程度と考えてよいでしょう。

秋が高校生の本命

秋(9月ごろ)の試験は、卒業見込みの高校生が受ける本命の回です。

合格すると翌年4月に採用されます。

この記事のランキングは、高校生が実際に受けるこの秋の回だけを集計しています。

だからこそ、現役高校生にとって意味のある数字になっています。

志望先はこの秋の倍率で比べてください。

既卒はチャンス年2回

すでに卒業した既卒者には、春と秋の両方を受けられるという強みがあります。

年2回の受験機会があり、春に落ちても秋に再挑戦できます。

社会人枠を設ける県も増えています。

既卒・社会人の方は、春秋を組み合わせて受験計画を立てると合格の可能性が広がります。

低倍率の県を安易に選ぶのは危険

ここまで受かりやすい県を紹介してきましたが、最後に大事な注意点をお伝えします。

僕の指導経験から言うと、「倍率が低いから」というだけで安易に受験先を選ぶのは、おすすめしません

え…! せっかく倍率の低い県を教えてもらったのに、受けちゃダメなんですか?

 

受けるのはOKです! ただ、「倍率が低いから」という理由だけで決めると、面接でつまずくことがあるんです。

面接で必ず聞かれる質問

地元以外の県を受けると、面接でほぼ必ず聞かれる質問があります。

それが「なぜ地元ではなく、〇〇県の警察官になろうと思ったのですか?」です。

ここで「倍率が低かったから」とは、当然言えません。

明確な志望理由を用意できないと、面接官の心に響かず、かえって評価を下げてしまいます。

僕が指導してきた受験生にも、県を選んだ理由を突かれて言葉に詰まった人が何人もいました。

説得力があればむしろ強み

逆に言えば、その県を志望する理由をはっきり語れるなら、他県受験はむしろ強みになります。

  • 「祖父母が住む第二の故郷だから」
  • 「〇〇県の△△という取り組みに惹かれたから」

このようなことを、自分の言葉で語れればまったく問題ありません。

 

志望動機に一本の筋が通っていれば、面接官はあなたの本気度を高く評価します。

倍率の低さは、あくまで併願先を絞るときの参考にとどめましょう。

倍率×自分の特徴で選ぶ

覚えておいてほしいのは、「倍率が低い=合格しやすい」という単純な話ではない、という点です。

合格のしやすさは、倍率と「あなた自身の特徴」の掛け合わせで決まります。

体力に自信があるなら体力試験の配点が高い県、人と話すのが得意なら面接重視の県、というように、自分の強みが活きる県ほど合格に近づきます。

 

数字だけを追わず、自分の特徴としっかり照らし合わせて、受験先を決めましょう。

受かりやすい県を選ぶコツ

最後に、ランキングを合格につなげる具体的なコツを3つ紹介します。倍率の数字を、実際の戦略に落とし込みましょう。

住んでいる県以外も、受けていいんですか?

 

もちろんです! 日程が違えば何県でも受けられます。ここが合格のカギなので、しっかり押さえましょう。

第一志望+併願で受ける

警察官試験は県ごとに日程が違うため、複数の県を併願できます

第一志望に加え、倍率の低い県を併願先に入れておきましょう。

合格の保険になり、精神的にも楽になります。

地元+近隣の2倍台の県、という組み合わせが現実的です。併願は合格率を上げる王道の戦略です。

勤務地や生活で選ぶ

志望先は、倍率だけでなく「実際に働く環境」で選ぶ視点も大切です。

勤務地や仕事内容、通いやすさも重要な判断材料になります。

倍率の低さにひかれて遠方の県を選び、生活が続かなければ本末転倒です。

倍率は「同じくらい行きたい県が並んだとき」の最後の決め手として使いましょう。

独学が不安なら講座

併願を含めて複数県の対策を独学で進めるのは大変です。

教養試験・作文・面接をバランスよく対策するなら、高卒公務員向けの通信講座や予備校が近道になります。

費用や選び方は下の記事でまとめています。

とくに費用を抑えたい高校生には、教材費込みで安いクレアールが選択肢です。

ランキングの注意点と出典

数字を安心して使えるよう、集計の前提と出典を明記します。読むときの注意点も確認してください。

出典は各県警の公式

倍率はすべて、各都道府県警察・人事委員会の公式発表から集計しました。

倍率は「第1次受験者数÷最終合格者数」を3年分通算して算出しています。

公表値がある場合はそれを優先しました。信頼できる一次情報だけを根拠にしています。

秋の回全体の倍率

秋の試験は、高校生だけでなく既卒者や社会人も受験します。

各県は高校生だけの倍率を公表していません。

そのため、最も近い数字として秋の回全体の倍率を使っています。

実際の高校生同士の競争は、表の数字よりややゆるやかになる場合があります。この点は割り引いて見てください。

最新年は各県で確認

倍率は年によって変動します。

受験する年は、各県警の最新の実施結果を必ず確認してください。

北海道や新潟など、公式が最新年しか公表しない県は1〜2年分のデータです。

一覧の※印が目印です。この記事は全体の傾向をつかむための地図として活用してください。

高卒警察官の県選びのよくある質問

高卒警察官で一番受かりやすい県はどこですか?

3年通算の倍率で見ると、最も受かりやすいのは愛媛県(約1.6倍)です。次いで徳島・秋田・新潟・島根が2倍前後で続きます。いずれも地方の県で、受験者の半数前後が最終合格しています。

高校生でも住んでいる県以外を受けられますか?

受けられます。警察官採用試験は都道府県ごとに実施され、居住地の制限は基本的にありません。日程が違えば複数の県を併願できます。倍率の低い県を併願先に加えるのが合格のコツです。

5月と9月、どちらの試験を受けるべきですか?

現役高校生は9月(秋)の試験が本命です。合格すると翌年4月に採用されます。5月(春)の試験は、その年の10月採用で、主に既卒者・社会人向けです。既卒の方は春・秋の両方を受験できます。

倍率が低い県なら必ず受かりますか?

倍率が低いほど合格の可能性は高まりますが、無対策では受かりません。教養試験と面接の準備は必須です。倍率はあくまで目安とし、しっかり対策したうえで受験しましょう。

まとめ:受かりやすい県を賢く選ぼう

  • 倍率は県で1.6〜5.8倍と大差がある
  • 受かりやすいのは愛媛・徳島など地方の県
  • 現役高校生の本命は9月試験(翌春採用)
  • 倍率の低い県を併願先に入れると有利

倍率はあくまで目安。

 

最後は本人の頑張り次第です。

それでも、受かりやすい県を知っておけば、戦い方はぐっと有利になります。

行きたい県を第一志望に、受かりやすい県を併願に。

この戦略で、あなたの合格の可能性は確実に上がります。

一緒に合格をつかみ取りましょう! あなたの挑戦を、心から応援しています!

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