【高卒公務員試験】面接試験の基本を知ろう！

高卒公務員試験に合格するためには、一次試験と二次試験の両方に合格しなければなりません。

二次試験では面接試験があり、これが公務員になれるかどうかを分ける重要な要素なのです。

近年の高卒公務員試験は、面接試験が重要。

「人と話すのは得意だし、まあ何とかなるだろう」ぐらいの感覚で、対策なしで面接に挑むとあっさりと不合格になります。

面接試験の対策は奥が深いのですが、まずは基本を押さえていきましょう！

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面接試験の対策はなぜ大事？

近年の高卒公務員試験は、人物重視の傾向があり面接の配点が高いです。

教養試験を突破しても、面接ができないと公務員になれません。

人物重視の傾向

近年の公務員試験は人物重視の傾向が強く、面接試験の配点が高いのが特徴。

一次試験は主に教養試験で、学力が見られます。

二次試験は主に面接試験で、人物面が見られます。

「学力が高い＝公務員としてふさわしい」ではありません！

学力が高くても、同僚とトラブルを起こす人や不祥事を起こしてしまうような人は採用したくないですよね？

学力以外の能力も非常に重要なので、面接試験が重視されます。

たとえば、こんな配点

埼玉県職員採用試験

横浜市職員採用試験

宮城県警察官採用試験

面接試験の配点が、教養試験の2倍～3倍なのは普通！

面接試験にも力をいれないと、一次試験は通っても最終合格できません。

面接対策は奥が深いですが、まずは一緒に基本を押さえていきましょう。

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面接の基本

時間は20分前後が多い

面接試験の時間は20分前後です。

この時間は、受験先によって異なります。

長いところだと、40分のところもあります。

面接官は3人の場合が多い

面接官は3人が主流です。

これも受験先によって異なります。

少ないところで2人、多いところでは5人のところもあります。

標準的な面接試験は、時間が20分ぐらいで面接官は3人。
基本的にはこの時間と人数の想定で対策を進めておけば大丈夫です。

面接票に基づいて質問される

ほとんどの試験では、面接の前に面接表を記入して提出します。

面接官は、この面接表を見て質問をします。

そのため、面接表を書く時点で、面接で話すことを考えておかなければなりません。

面接票に書いてあることと、面接でしゃべっている内容が矛盾しないように注意が必要です。

面接表には、志望動機、自己PR、今まで力を入れてきたこと、長所・短所、趣味・特技などの記入欄があります。

このような項目を記入して、面接の前に提出します。

面接官が最初に出会うのは、「あなた」ではなく「あなたの面接票」。

第一印象をよくするためにも、丁寧な文字で見やすく、美しい面接票を作りましょう。

面接票の形式は、受験先によって異なります。
自分の受験先の面接票がどのような形式かを把握しておくことも大切です。

面接票の項目には無いことも聞かれる

面接票の項目にはないことや、面接表に書いてあること以外のことも聞かれます。

そのため、様々な角度から質問を想定することが大事。

面接票の項目になくても、公務員試験でよく聞かれる定番の質問は対策しておきましょう。

身だしなみも大事

面接で話す内容も大事ですが、見た目も大切。

心理学の研究では、面接官は無意識に受験者の見た目に影響されていることが明らかになっています。

面接官自は「話の内容で評価した」と思っていても、面接官本人も気づかずに見た目で評価している部分があるんです。

服装については、高校生は制服、それ以外の人はスーツで大丈夫です。制服が無い高校の方もスーツで面接に臨みましょう。

面接官は皆さんが思っているよりも、受験生を見ています。靴下、爪も気を付けましょう。

警察官の面接試験では、ピアスの穴を開けていることを指摘された人もいました。

公務員になるのにふさわしい容姿を心掛けましょう。

言葉遣いにも気を付ける

言葉遣いも重要。

受験生がよく間違えるのは以下の3つ。

「一人称の呼び方」、「敬語の使い方」、「略語」はの3つは特に注意！

×	〇
【一人称の呼び方】 ・僕は～、自分は～	・私は～
【敬語】 ・先生が申し上げた・・・	・先生がおっしゃった・・・
【略語】 ・バイト ・部活 ・スマホ	・アルバイト ・部活動 ・スマートフォン

話の内容がよくても、言葉遣いが乱れていると印象がよくありません。

普段から学校の先生や目上の方と話をするときには、言葉遣いに気を付けてみましょう。